「世界アルツハイマーデー(9月21日)」に合わせ、苫小牧市は「認知症フレンドリー図書館」と題する啓発事業を28日まで、市立中央図書館で実施している。認知症への理解を促す各種パネル展示のほか、23日には認知症の世界をVR(仮想現実)機器で学べる体験会もある。
市と市認知症地域支援推進員の共催。展示の一つは○×クイズ形式で病気の特徴を解説している。「認知症になると、感情がなくなる」の問題は「×」が正解で、「認知症の人は、不安、悲しみ、苦しみでいっぱいです」と説明し、「自尊心を傷つけない関わり方が大切」と呼び掛ける。この他、当事者や家族、地域の人たちが気軽に立ち寄れる「認知症カフェ」の市内マップの展示や、認知症関連書籍の紹介、貸し出しもしている。
23日の体験会ではSOMPOひまわり生命の協力でVR機器を使い、認知症の人が感じる不安を疑似体験してもらう。午前10時~11時半と午後1時半~同3時の2回で、事前予約を求めている。
パネルを見ていた末広町の女性(70)は「自分もいい年なので興味があった。こうした情報発信を積極的にやってほしい」と話した。
展示会、体験会ともに参加無料。申し込みや問い合わせは介護福祉課 電話0144(32)6347。
















