苫小牧市の水彩画サークル「山音水彩会」の創設者で、元・一線美術会委員の木村好(よしみ)さん(87)の水彩画回顧展が21日まで、三星ウトナイ店(植苗)で開催されている。市内や近郊の風景を繊細なタッチで描いた20点を展示。木村さんは「自分の集大成を披露する気持ち」と語る。
会場には、新緑に包まれた北大苫小牧研究林内の清流を表現した力作をはじめ紅葉が映える秋の緑ケ丘公園金太郎の池や休暇村支笏湖園地、寒さが強く伝わる冬の登別漁港などの四季折々の風景画が並ぶ。
約20年前に欧州を約2週間旅した経験を生かし、ベニスの街並みを描写した作品もある。
幼少期から絵が好きだったという木村さんは金沢美術工芸大学を卒業後、道内の中学校などで美術教諭を務めた。今も描く前には必ず現地に出向き、スケッチや写真撮影を行っており「実際に見た感動を大事にしたい」と語る。昔から海や小川などの水の表現に関心を持ってきたが「10年ほど前から雪景色に美しさを感じ、その表現も追求している」と湧き出る創作意欲を垣間見せた。
















