千歳川に遡上(そじょう)したシロザケの採卵作業が、千歳市蘭越の国立研究開発法人水産研究・教育機構千歳さけます事業所内で盛んに行われている。
日本海さけ・ます増殖事業協会千歳事業所内にある千歳川のインディアン水車(捕魚車)では、17日時点で前年同期を2万匹上回る5万4852匹のサケ親魚を捕獲した。同期の捕獲数としては2004年に次ぐ歴代2位。採卵作業は9月8日にスタートしている。
採卵作業は親魚を市内蘭越の蓄養池に移送し、卵の熟成を待って2日から3日に1度のペースで実施している。職員らが、蓄養池からベルトコンベヤーで次々と運ばれてくる雌の腹を切って卵をかき出すと、熟してオレンジ色に輝く粒が精子の入った専用の白色のホーロー盆にどんどんとたまり、これを手際よくかき交ぜて受精を促していた。
同協会の安藤孝雄専務理事は「今季の採卵目標は7230万粒。今は卵が小さめだが、これから大きくなる」と話し、ピークを迎える9月下旬以降に期待を込めた。捕獲と採卵作業は12月中旬まで続く。
















