大谷、通算100二塁打 苦手投手から節目の一打 ダルビッシュ週間MVP 11年目で 初受賞 ダルビッシュ 米大リーグ

マリナーズ戦の6回、二塁打を放つエンゼルスの大谷=19日、アナハイム(時事)

 【アナハイム時事】米大リーグは19日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はマリナーズ戦に2番指名打者で出場し、六回に左翼線二塁打を放ってメジャー通算100二塁打とした。5試合連続安打で、4打数2安打。

 チームは1―9で敗れ、連勝は3で止まった。この敗戦でエンゼルスのプレーオフ進出の可能性は消滅。8年連続で進めなかった。

 エンゼルスの大谷が苦手にしていた右腕から節目の一打を放った。先発ギルバートとは試合前の時点で8打数1安打(1本塁打)、4三振。この日も一回から2打席連続で空振り三振に倒れていたが、六回1死で初球の154キロを捉えた。打球は左翼線に飛び、メジャー通算100二塁打。これで5試合連続安打とすると、八回は救援投手から中前打を放ち、7試合ぶりの複数安打をマークした。

 しかし、チームは投手陣が崩れてマリナーズに大敗。プレーオフ進出の望みは完全に絶たれた。

 【ロサンゼルス時事】米大リーグ機構は19日、週間最優秀選手(MVP)を発表し、ナ・リーグでパドレスのダルビッシュ有投手(36)が渡米11年目で初めて受賞した。日本選手の週間MVPは4月に選出されたカブスの鈴木誠也外野手以来。

 ダルビッシュは13日のマリナーズ戦で8回2安打無失点、7奪三振、18日のダイヤモンドバックス戦で6回1安打無失点、8奪三振と好投し、いずれも白星を手にした。5連勝中の右腕は現在15勝で、2012年にマークした自身最多の16勝に迫っている。

 ア・リーグはアストロズのヨルダン・アルバレス選手が選ばれた。

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