コロナ影響61%継続 道内企業8月調査 東京商工リサーチ 大企業は74%に

コロナ影響61%継続 道内企業8月調査
東京商工リサーチ 大企業は74%に

 東京商工リサーチ北海道支社は、道内企業の新型コロナウイルスに関する8月調査結果を発表した。コロナ禍の影響が「継続している」と回答した企業は61・1%となり、前回(6月)に比べ3・1ポイント改善した。ただ「影響が出たが既に収束した」は8・1%にとどまり、前回に比べ2・9ポイント下降した。

 影響が「継続している」企業の規模別では、大企業が74・4%だったのに対し、中小企業は59・3%。大企業が15・1ポイント上回り、多くの影響が出ている。

 7月の売上高の前年同月との比較では、57・1%が増収と回答。前年割れの減収は42・9%となり、前回調査に比べ3・8ポイント改善した。ただ、コロナ禍前の2019年7月と比較した売上高では60・9%が減収と回答。6割以上の企業がコロナ前に戻っていない。規模別では大企業の68・4%、中小企業の60%が減収だった。

 感染拡大防止のため、在宅勤務・リモートワークを実施しているかに関しては「現在実施している」は14・5%で、前回調査に比べ0・3ポイント増加した。一方、「実施したが取りやめた」は24・7%で前回から5・6ポイント減少。まん延防止等重点措置などの「行動制限のない夏」となったが、感染拡大「第7波」を受けて自主的に在宅勤務を復活させた企業もあった。

 「現在実施している」企業の規模別では大企業が33・3%だったのに対し、中小企業は20ポイント以上低い12・1%にとどまっている。

 コロナ禍の収束が長引いた場合、廃業(全ての事業を閉鎖)を検討する可能性については、5・6%が「ある」と回答。廃業検討率は前回調査と同じだった。

 調査は8月1~9日にインターネットで実施。有効回答のあった344社の集計結果を分析した。

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