世界三大映画祭の一つで今年のイタリア・ベネチア国際映画祭にノミネートされた「LOVE LIFE(ラブライフ)」の深田晃司監督が21日、苫小牧市本町のシネマトーラスを訪れ、舞台あいさつを行った。同じ映画監督の濱口竜介氏と共に2020年から、全国の小規模映画館を支援する「ミニシアター・エイド基金」を立ち上げ、シネマトーラスも支援していた。
深田監督は同館の印象について「客や運営者との距離が近く、『これぞミニシアター』という感じ」とエールを送り、映画の裏話の披露やサイン会を行い、来場者と交流を深めた。
「LOVE LIFE」は、シンガー・ソングライター矢野顕子さんの同名の楽曲から着想を得て制作された映画。深田監督は「初めは男女の恋愛の歌だと思っていたが、聞いているうちに子どもを亡くした親の歌ではないのかと連想していき、物語を思いついた」と説明した。
夫婦で鑑賞した元町の自営業金田力也さん(51)は「人間同士の関わり方がリアル。他人の生活をのぞき見しているみたいで面白かった」と話していた。
















