第3回定例道議会は22日も本会議を開き、一般質問を続行した。鈴木直道知事はプロ野球北海道日本ハムのボールパークFビレッジ(BP)が来春、北広島市に開業することについて「夢にあふれたエリアが北海道に誕生することを、知事として率直にうれしく思う」と述べ、「地元北広島市をはじめ、関係者と連携、協力して本道全体のさらなる活性化に結び付けていく」との姿勢を示した。小岩均氏(民主・道民連合、北広島市区)の質問に答えた。
BPは、新球場を中核としてマンションや商業施設、温泉、宿泊施設のほか、認定こども園、農業学習施設など多様な施設整備が進んでいる。知事は「道ではこれまで、オール北海道ボールパーク連携協議会への参画を通して、食や観光、スポーツ振興などさまざまな取り組みでの活用について協議を行ってきた」と説明。来年3月の開業後は「道内外から多くの方々が訪れるものと考えており、北海道観光振興機構とも連携し、BPへの誘客や施設を活用した教育旅行の誘致に取り組んでいく」としたほか、防災拠点としての活用も「市や球団と連携し、具体化を図っていく」と述べた。
植村真美氏(自民党・道民会議)は、公立中学校の部活動の指導を地域のスポーツクラブや民間事業者に委ねる「地域移行」について指導者確保へ向けた道教委の取り組みをただした。
倉本博史教育長は「十分な指導者の確保や適切な対価の払いが課題」と強調。指導者確保に向けて「地域の方々や希望する教員の人材バンクを整備する」ことを明らかにしたほか、対価の在り方に関しては「国の動向を十分見極め、中学校校長会などで構成する部活動関係者会議で意見を伺うなど検討を進め、地域移行に向けた推進計画を策定する」との姿勢を示した。
田中英樹氏(公明党)は、世界に羽ばたくトップアスリート育成の環境づくりを取り上げ「夏の競技は東京都にナショナルトレーニングセンター(トレセン)が設置されているが、冬の競技は国内に総合的な施設が設置されていない」と指摘し、「北海道に拠点施設を誘致すべきだ」と迫った。
森隆司環境生活部長は「本道の優位性を生かし、関係団体と緊密に連携しながら、冬季スポーツの競技力向上に向けた拠点施設の道内整備を国へ働き掛けていく」と答弁した。
















