スポーツの秋318人快走―秋のファミリーミニマラソン

号砲が鳴り、一斉に飛び出す参加者=25日、市緑ケ丘公園陸上競技場

 苫小牧市スポーツ協会設立70周年記念「秋のファミリーミニマラソンin緑ケ丘陸上競技場・第39回とまこまいマラソン大会」が25日、同競技場周辺で行われ、参加者が心地よい汗を流しながらスポーツの秋を楽しんだ。

 大会には、苫小牧市のほか、札幌、恵庭、安平町などから318人が参加。コースは同競技場、金太郎の池を巡る2・3キロのコース。出発前には岩倉博文市長が「素晴らしい天気に恵まれた。一人ひとりが完走を目指して思い切り楽しんで」とあいさつ。午前9時、幼児からシニアまでのランナーが一斉にコースに飛び出した。

 この日の苫小牧地方は朝から青空が広がり、スタート時の気温も20度前後と絶好のコンディション。2・3キロのファンランとあって家族連れの姿も多く、思い思いのペースでレースを楽しんだ。トップは約9分でゴールに戻った。

 1番にゴールを果たした苫小牧市在住の花田啓祐さん(46)は「マラソンが趣味で、気持ちよく走ることができた。来年もトップを目指して頑張りたい」と話した。

 同市に住む永澤祐介さん(40)は家族おそろいの服装で参加。「休まないで走り切ることが目標で無事達成できた」と笑み。同市在住の渡辺武敏さん(77)は「最高でした。金太郎の池の方は緑を感じることができて涼しかったし、気持ちよく走ることができた」と話していた。

 大会は苫小牧民報社、同協会、苫小牧市の主催。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020、21年と中止が続き、3年ぶりの開催。順位はつけず、全参加者に完走証が発行され、参加記念タオルなどが贈られた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る