道、患者情報の公表見直し 「居住地別」から「医療機関所在地別」に

道、患者情報の公表見直し 「居住地別」から「医療機関所在地別」に

 道は、新型コロナウイルス感染症の患者情報の公表方法を見直す。「全数把握」の簡略化が26日から全国一律で始まったことに伴うもので、27日発表分から変更する。

 道はこれまで振興局別の発生状況を全患者の「居住地別」で発表していた。しかし、27日からは高齢者など発生届対象の患者に限定し「医療機関所在地別」に変更する。週に1回公表してきた市町村別の1週間累計も、発生届があった人数のみとなる。

 この他、濃厚接触者の有無や患者の性別の公表を取りやめる。新規クラスター(感染者集団)の公表は継続するが、既存クラスター拡大の発表はなくなる。

 道内の新規感染者数の全数はこれまで通り毎日公表。また、午後1時半、同3時、同6時と1日3回に分けていた報道発表を、午後3時の1日1回に集約する。

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