苫工生9人が道内外の技術大会で入賞 電子機械科3年の髙島さんは溶接甲子園6位

苫工生9人が道内外の技術大会で入賞
電子機械科3年の髙島さんは溶接甲子園6位
表彰状を手に笑顔を見せる生徒たち。前列中央が髙島さん

 苫小牧工業高校の生徒9人が今夏、技術を競う全国や全道の大会で続々と入賞を果たした。中でも電子機械科3年の髙島流音(りゅうと)さん(17)は「溶接甲子園」と呼ばれる「第6回全国選抜高校生溶接技術競技会in新居浜」で6位に入る健闘ぶり。同校は「生徒たちが一生懸命頑張ってくれた」と喜んでいる。

 溶接甲子園(実行委員会主催)は全国の高校生が技術を競い、技術者の育成を図るのが目的。8月上旬に愛媛県新居浜市で行われ、髙島さんは二酸化炭素を噴射してワイヤを溶かし溶接する「炭酸ガスアーク溶接部門」に初出場した。制限時間20分以内で2枚の鉄板をつなぎ合わせる内容で、放射線透過試験による製品価値の審査のほか、外観も評価される。

 髙島さんにとっては2年生での授業以来の溶接方法だったが、苫小牧溶接協会の指導の下、約1カ月間猛特訓を重ね、180点満点中174点で14人中6位に入賞した。「初めて出て成果を残せて満足」とほほ笑み、「将来は溶接関係の会社に入りたい」と意欲を見せた。

 一方、6月下旬から順次道内各地で開かれた「高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会」には、髙島さんを含め6部門に11人の生徒が参加し、9人が優秀賞や優良賞を受賞した。

 同校から初めて自動車整備部門に出場した3年の鹿野啓輔さん(18)はトヨタカローラ苫小牧の苫小牧店(柳町)で実車を使い、故障診断や日常点検の練習に励んだ。4位という結果に「かなり悔しい」と話しながらも、「もともと車が好きだったので楽しみながらできた。学科は満点だった。大会に出て、より自動車整備士への気持ちが強くなった」と手応えを感じていた。

 髙島さんは同大会にも出場し、甲子園とは異なる方法の溶接競技部門で2位。旋盤作業部門で3位の好成績を収めた3年の梅澤侑希さん(17)は「本番で軸がぶれる失敗をしてしまって悔しい」と話し、化学分析部門で4位だった2年の八巻勇斗さん(17)と6位の小田桐知輝さん(16)は「次回は上を目指したい」と口をそろえた。

 このほか測量部門で、宮川琢磨さん(18)=3年=と、工藤海斗さん(17)、中村圭佑さん(17)、前川道心さん(16)=いずれも2年=のチームが3位に入った。

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