早来、2年ぶり優勝ーベストグロスは2年連続で合掌(早来)〔とまみん杯クラブ対抗ゴルフ〕

早来、2年ぶり優勝ーベストグロスは2年連続で合掌(早来)〔とまみん杯クラブ対抗ゴルフ〕
ホストチームとして強さを発揮した早来=29日、早来カントリー倶楽部

 2022とまみん杯クラブ対抗ゴルフ大会は29日、早来カントリー倶楽部=安平町早来新栄671=北ウイングで行われた。団体戦は早来カントリー倶楽部(合掌一貴・松澤豪・大内伸一・今石将史・横田圭介・内海司)が394で2年ぶり4度目の優勝。405の桂ゴルフ倶楽部が2位、413の千歳空港カントリークラブが3位に入った。

 18ホール(パー72)のスコアで競った個人の部は、4アンダー68の合掌一貴(早来)が2大会連続のベストグロスを獲得。75で鈴木亜久里(桂ゴルフ倶楽部)と松澤豪(早来)が並び、規定により鈴木が2位、松澤が3位となった。
 1985年から続く歴史ある一戦は苫小牧民報社主催、東胆振、日高、千歳の参加14クラブが後援した。それぞれ6人一組のチームを編成し、チーム内上位5人の合計打数を競った。
 競技終了後の表彰式で苫小牧民報社の宮本知治議長兼社長があいさつし、優勝した早来を「地の利を生かした見事な戦いぶりだった」とたたえた。

ーホーム開催の意地見せる
 早来がホーム開催で地力を発揮した。ピン位置が「違うコースに来たみたい」と主将の横田が驚くほどの設定も何のその。えりすぐりのメンバーは慣れ親しんだコースを好スコアにまとめた。
 中でも出場全84人中ただ一人アンダーパーでラウンドしたのがエース合掌。「初めてのピン位置ばかりで驚いた」としながらもスタートのイン10、11番を連続バーディー。グリーンを捉える2打目以降のショットがさえ「下り1メートルのパットを残すよりも、上り3~4メートルに付けることを意識した」。
 早来での自己ベストを更新する安定感抜群のノーボギーフィニッシュに、「うれしい。チームも優勝できてよかった」と笑顔を見せた。
 前回大会は3位だった今年8月の北海道倶楽部対抗Aグループでまさかの10位。悔しさは大きかったが、横田は「とまみん杯に向けてもう一度モチベーションを上げることができた」と言う。
 チームをけん引するベテラン勢と共に20代の若手も成長してきた。来季は道倶楽部対抗の上位入賞はもちろん、「苫小牧地区のクラブもどんどん力をつけている。とまみん杯も連覇できるように頑張りたい」と気を引き締めた。

ー最終順位・スコア
【団体】              トータル
(1)早来カントリー倶楽部      394
           アウト イン  合計
 合掌 一貴     35  33  68
 松澤 豪      39  36  75
 大内 伸一     41  39  80
 今石 将史     43  39  82
 横田 圭介     45  44  89
(2)桂ゴルフ倶楽部         405
(3)千歳空港カントリークラブ    413
(4)北海道リバーヒルゴルフ倶楽部  419
(5)北海道ゴルフ倶楽部       420
【個人】        アウト イン 合計
(1)合掌 一貴(早来) 35 33 68
(2)鈴木 亜久里(桂) 38 37 75
(3)松澤 豪(早来)  39 36 75
(4)畑中 則晃(エミナ)39 38 77
(5)石田 勝彦(平取) 42 37 79
※同スコアは規定

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