2030年度末の完成を目指す北海道新幹線の札幌延伸をめぐり、国土交通省の有識者会議は9月30日、12年の着工から10年が経過したことを踏まえ、工事費の見直し作業を始めた。資材価格の高騰などによりコストの増加が懸念されているためで、年末までに一定の取りまとめを行う方針。
北海道新幹線の札幌延伸に伴い整備される新函館北斗―札幌間の工事費は、1兆6700億円と見込まれている。しかし、地盤がもろい場所のトンネル補強や東日本大震災を受けた耐震工事などが追加で発生。資材価格の高騰に加え、着工後に消費税率も引き上げられた。
有識者会議では、コストを抑える方策も議論される見通し。北海道新幹線の札幌延伸をめぐっては、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構も全体の工程や工事費などを改めて精査する事業評価を進めている。
















