帝国データバンク札幌支店は、2022年の女性登用に対する道内企業意識調査結果を発表した。自社の管理職(課長相当職以上)に占める女性の割合は、前年比1ポイント増の平均9・4%となり、比較可能な14年以降で過去最高を更新した。ただ、依然として1割を下回る低水準が続いている。
世界経済フォーラム(WEF)によると、22年の日本の「ジェンダーギャップ指数」は146カ国中116位。経済協力開発機構(OECD)の統計では日本の男女間賃金格差は加盟44カ国中、ワースト4位。日本の女性管理職の少なさが男女間賃金格差の最大要因と言われ、政府は女性管理職の割合を20年代の可能な限り早期に「30%程度」となることを目指している。
道内企業の女性管理職の割合を規模別に見ると、「小規模企業」が平均13・8%で最も高い。「中小企業」は10%で、「大企業」は6・6%だった。
業界別では、「不動産」が30・8%でトップ。以下、「小売」(17・5%)、「金融」(14・1%)の順。
政府が目標として掲げている「女性管理職30%」を超えている企業は9・7%と過去最高となったものの、依然として1桁台にとどまっている。
また、自社の役員(社長含む)に占める女性の割合は前年比1ポイント増の平均11・3%となり、過去最高を更新。一方で、役員が全員男性の企業は59%と依然として半数を超えている。
女性管理職割合の今後について、26%の企業が「増加する」と回答。「変わらない」は49・7%だった。
女性の活躍推進のために自社で行っていること(複数回答)については、「性別に関わらず成果で評価」が53・5%で最多。これに「性別に関わらず配置・配属」(44・1%)が続き、男女平等に関わる項目が上位に並んだ。
調査は7月15~31日、道内企業1143社を対象に実施。576社から回答を得た(回答率50・4%)。
















