旭川市の墨絵詩書家、小林白炎さん(52)の個展「命の言霊」が22日まで、苫小牧市植苗の道の駅ウトナイ湖など市内4カ所で開かれている。墨絵詩書のほか、フランスの国際公募展「ル・サロン展」や「サロン・ドートンヌ」で入選した掛け軸などが、4会場で計170点展示されている。
道の駅ウトナイ湖では、幻の動物である「麒麟」「鳳凰」「霊亀」「応龍」の掛け軸や「自分の弱さを知る人は強くなる」といった心温まる言葉を添え、柔らかいタッチで子どもや親子を描いた水墨画が並ぶ。
掛け軸は面相筆で約300~400時間かけて制作。「墨汁ではなく山の湧き水で墨を擦り、濃淡を示すため重ね塗りもした。完成までに3~4カ月かかった」と小林さん。詩書作品は「見ている人の気持ちが楽になればと思って描いた」と言う。
残る3会場は、まちなか交流センター・ココトマ(表町)、三星本店(糸井)、とまこまい海の駅ほっき館(汐見町)。
小林さんは「コロナ禍や物価高で厳しい世の中だが、前向きになれる言葉を見つけてもらえれば」と語る。各会場には妹の紀子さん(48)が手掛けたパステル絵や切り絵も展示されている。
















