輸出入総額35億円 2カ月ぶりマイナス 8月新千歳

輸出入総額35億円 2カ月ぶりマイナス 8月新千歳

 函館税関千歳税関支署がまとめた新千歳空港の貿易概況によると、8月分輸出入総額は前年同月比8・1%減の35億2100万円で、2カ月ぶりに前年実績を下回った。輸出は2カ月連続のマイナス、輸入は2カ月連続のプラスで、輸出は競走馬、輸入は航空機の「特需」があった。

 輸出は16・1%減の27億7500万円。魚介類および同調製品が56・1%減の6億6700万円にとどまり、中でも中国向けの活ホタテ、香港向けの乾燥・塩蔵ナマコが落ち込んだ。「その他」でオーストラリア向けの競走馬5頭(13億2700万円)があった。

 輸入は41・7%増の7億4600万円。電気機器が2・7倍の1億2600万円と好調で、主な内訳は米国からの航行用無線機器が全増の4100万円、インドネシアからの可変抵抗器が9・5倍の1700万円など。米国から航空機1機(3億5500万円)があり、全体を押し上げた。

 新型コロナウイルス流行前に比べて落ち込みが続いており、輸出入総額は2019年8月対比で7・4%減。今月の「特需」を除いた比較では、輸出は50%減、輸入は56%減とほぼ半減しており、貨物の本格的な回復には至っていない。

 入港機は1・9倍の57機で、内訳は旅客定期便が39機、自家用機が12機など。国際線の旅客定期便再開から2カ月目で、入国者は2557人、出国者3054人、計5611人だった。

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