24年度に053(ゼロごみ)大作戦 4年ぶり6度目 市民と協働でリサイクル率向上へ 苫小牧市

24年度に053(ゼロごみ)大作戦 4年ぶり6度目 市民と協働でリサイクル率向上へ 苫小牧市
2020年度の大作戦では「環境戦隊053ファイブ」の動画チャンネルも開設した

 苫小牧市は2024年度、ごみ減量やリサイクル推進の全市的運動「053(ゼロごみ)大作戦」の展開を目指している。岩倉博文市長の肝煎り事業で、07年度に初めて実施して以降6度目となり、前回の20年度から数えれば4年ぶり。具体的な事業を固めるのはこれからだが、ごみ排出量を減らしたり、リサイクル率を高めたりする活動を市民との協働で進める。

 4日の市議会一般会計決算審査特別委員会(谷川芳一委員長)で、松井雅宏氏(改革フォーラム)の質問に市の担当者が答えた。

 053大作戦は、苫小牧の郵便番号「053」にちなんだネーミングで、ごみ削減と循環型社会の形成、地域の環境美化にまちぐるみで取り組む活動。これまでに07、09、12、15、20年度の5回実施し、ごみ減量化やリサイクル率の向上につなげた。特にごみの分別徹底によるリサイクル率は初年の07年度の15%から18年度には30%台へ上昇。21年度も31%となり、道内主要10都市の中で8年連続トップを維持した。

 前回20年度の「053大作戦ステージ5」では、ごみ拾い大会などイベントを開催し、若い世代への啓発手段としてインターネット動画投稿サイトにPRキャラクター「環境戦隊053ファイブ」の専用チャンネルも開設するなど、ごみを減らし環境を守る市民意識の向上に力を入れた。市は今後、24年度実施を目指すステージ6の事業内容について検討し、予算化したい考えだ。

 市の一般廃棄物処理基本計画では、24年度までにリサイクル率を33%に引き上げる目標を設定している。市は目標達成へのさらなる資源化の推進と、ごみ排出量の一層の削減が課題と捉えており、担当者は「今年度、回収したごみの中身を調べる組成分析を行い、分別に向けた対策を考えていきたい」としている。

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