大規模災害時などに編成される「緊急消防援助隊」の北海道東北ブロックの合同訓練(7~8日、青森市)に向け、北海道大隊のうち苫小牧市消防本部を含む道南地区隊12人の出発式が6日、市内新開町の同本部庁舎で行われた。
緊急消防救助隊は被災地の消防組織だけでは対応できない場合、要請を受け都道府県単位で編成し、出動する。ブロック単位の合同訓練は台風やコロナ禍の影響で中止や規模縮小が続き、通常規模での実施は4年ぶりとなった。
北海道大隊は103人編成で、道南地区から同市、白老町、日高東部消防組合の3消防本部の救助小隊や後方支援小隊、救急小隊が参加した。出発式で市消防本部の小野勝也消防長は「北海道隊での顔の見える関係の構築や、東北各県との連携強化にも努めてほしい」と激励。救助小隊長を務める市消防署の国広秀樹消防司令は「災害が大きくなると連携が重要になる。全国レベルの救助技術も学び、有事に備えたい」と力を込めた。
北海道大隊は同日夜、苫小牧港・西港からフェリーで青森県へ向かい、震度6強の直下型地震を想定した合同訓練で、津波や建物倒壊、市街地や石油コンビナートの火災など複合的な災害への対応を学んだ。
















