7日昼ごろ、苫小牧市旭町4の市道旭町北5丁目通線の一角に、白い煙が立ちこめる騒ぎがあった。熱供給会社、苫小牧エネルギー公社が敷設した高温水の導管が走る地下の「ピット」内に100度を超える熱湯がたまり、噴き出していたことが判明。同社は原因究明と復旧作業を急いでいる。
市消防本部によると、同日午前11時20分ごろ、市職員が「路上で熱湯が出ている」と消防署に通報。消防車両が駆け付け、苫小牧署員も周辺の交通規制に当たった。現場は市役所から東に約100メートルの地点。同じ頃、南に約140メートル離れた苫小牧東小中学校のグラウンドそばの緑地でも白い煙が吹き出したが、いずれも午後1時ごろまでに煙の勢いは落ち着いたという。
両現場では鉄筋コンクリート製のピット内部に沸騰した高温水がたまっており、同社は煙は水蒸気と確認。ピットは本来、導管の点検時に作業員も入るスペースで、「高温水がたまることは通常ない」と指摘する。
旭町4のピット(横5メートル、縦2・5メートル、深さ3・5メートル)内の高温水は一時、ふたの直下まで達したという。
同社は市役所や市民会館、市営住宅などへの暖房供給本格化を前に同日午前9時20分すぎ、140度の高温水の排出を始めたが蒸気噴出を受けて停止。ピット内の温水を冷ます対応を優先させている。同日午後5時ごろには95度まで低下したため、ピットのふたを閉めて周囲にフェンスを設置。現場周辺を片側交互通行にしている。
市役所の近くに住む70代男性は「作業員がよく点検に来る場所だが、こんな事は初めて」と驚いていた。
同公社の石澤徳郎社長は「近隣住民などにご迷惑をお掛けしている。まだ原因を特定できていないが、少しでも早く復旧できるように努める」と話している。
















