札幌管区気象台地域火山監視・警報センターは11日、9月の道内の火山活動状況を発表した。常時監視対象の樽前山(苫小牧市、千歳市)と倶多楽(白老町、登別市)に噴火の兆候は認められず、噴火警戒レベルはいずれも「1(活火山であることに留意)」のままだった。
樽前山については、9月27日に北海道開発局の協力で実施した上空からの観測でも山頂溶岩ドーム周辺の噴気、地表面温度分布に目立った変化は見られなかった。
監視カメラでも各火口の噴気の高さは、火口縁上おおむね100メートル以下で推移。火山性微動も観測されなかったがドーム周辺の高温状態は続いており、突発的な火山ガスなどの噴出には注意が必要という。