スポフェス盛況、市民汗流す

ランニングバイクチャレンジで白熱する子どもたち

 とまこまいスポーツフェスティバル2022が9日、苫小牧市総合体育館で開かれた。市民大運動会など盛りだくさんの内容を通じ、集まった市民ら約1500人がスポーツの秋に爽やかな汗を流した。

 苫小牧市と市スポーツ協会が主催する同イベントはこれまで、とまこまいマラソンのサブイベントとして行われていたが、今回は規模を拡大して単独での開催となった。

 市民大運動会はランニングバイクチャレンジ、スポーツ玉入れ、チーム対抗リレーの3種目が行われた。2歳半~5歳が体育館内の特設コースを駆け抜けるランニングバイクチャレンジに参加した勇払の田中祥介ちゃん(5)は全レースで1位の好成績。家の周りで毎日ランニングバイクに乗っているといい、「優勝できてうれしかった」とにっこり。見守った父・圭介さん(44)も「新しいことにチャレンジしている姿を見られてよかった」とわが子の奮闘ぶりに目を細めた。

 他にも体験型イベントではパラスポーツやウエートトレーニング、市総合体育館で行われている「ラディカルフィットネス」なども行われ、大人から子どもまで幅広い層の市民が身体を動かした。

 会場の外にはキッチンカーも集まり、「食欲の秋」も楽しめるイベントとなった。同協会の小金澤周平次長は「新型コロナ禍で集客に不安はあったが、大勢集まってもらえてうれしい。スポーツで明るい気持ちになってくれたら」と話していた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る