働く大変さ学ぶ 苫小牧東中2年 苫海保や保育園 22カ所で職業体験

油の防除作業を体験する東中の生徒

 苫小牧東中学校(五十嵐昭広校長)の2年生80人は12日、「総合的な学習の時間」を利用して職業体験を行った。数人ずつのグループに分かれて苫小牧市内の幼稚園や保育園、市美術博物館や市立中央図書館、苫小牧海上保安署など22カ所を訪れ、それぞれの仕事に理解を深めた。

 将来の進路や就職について考える学習の一環。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの実施となった。

 港町の苫小牧海上保安署では、生徒5人が海上保安官の業務を学んだ。空き瓶や紙に付いた指紋を白い粉を用いて採取する鑑識業務や、吸着剤や処理剤を使った油の防除作業などを体験。巡視艇とまかぜ(26トン)にも乗船し、防護服に着替えて放水訓練を行った。

 遠藤捺月華さん(14)は「鑑識はドラマでしか見たことがなかったので、体験できてうれしかった」と喜び、相木空之助さん(13)は「巡視艇は想像より揺れて驚いた。いろんな業務を体験し、興味を持った」と感想を述べた。同署の中村敦次長は「進路選択の幅を広げる役に立てれば幸い。ぜひ海上保安官を目指してほしい」と期待した。

 末広町のすえひろ保育園には生徒4人が訪問。鬼ごっこやボール遊びのほか、手をつないで散歩をしたり、近くの公園で遊んだりして、園児たちと触れ合った。

 蓮彩音さん(13)は「保育士になるのが夢。子どもが何を伝えたいか分からず戸惑うこともあったけど、元気に笑っているのを見てやりがいを感じた」と語った。山本侑奈ちゃん(4)は「一緒にサッカーと砂遊びをして遊んだ。中学生のお姉さんは優しかった」と笑顔を見せた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る