帝国データバンク札幌支店は、9月の道内景気動向調査結果を発表した。景気DI(「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は前月比0・5ポイント増の40・7となり、2カ月ぶりに改善。4カ月連続で40台を維持した。業界別では9業界中、サービスなど5業界が改善した。
全国平均(41・9)との比較では、23カ月連続で下回った。その差は1・2ポイントで、前月から横ばいだった。
企業の規模別では、大企業が前月比1・4ポイント増の40・4となり、3カ月ぶりに改善。中小企業も0・2ポイント増の40・7、中小企業のうち小規模企業も0・6ポイント増の41・5といずれも2カ月ぶりに改善。規模間格差は、2カ月連続で中小企業が大企業を上回った。
業界別では、建設、不動産、卸売、運輸・倉庫、サービスの5業界で改善。特に運輸・倉庫は前月比3・5ポイント増の42・7となり、40台に乗せた。イベント・観光需要が回復傾向にあるサービスも1・1ポイント増の44・2となり、4カ月連続で改善した。
一方、農・林・水産、金融、製造、小売の4業界は悪化。特に小売は3・1ポイント減の33・7となり、7カ月ぶりに悪化。農・林・水産は2・8ポイント減の28・4となり、業界では唯一、30を下回った。
先行き見通しでは、「3カ月後」が42・0(前月調査42・3)、「6カ月後」が40・8(同41・0)、「1年後」が43・7(同43・4)。前月調査から「3カ月後」と「6カ月後」の2指標が悪化した。
企業からは「原油高・円安の影響で原価が高騰しているが、満額の転嫁ができない」(専門商品小売)などの声が上がっている。
調査は9月15~30日、道内企業1175社を対象にインターネットで実施。572社から回答を得た(回答率48・7%)。
















