シルリハ体操で健康づくり 地域住民講師に迎え取り組む ニチイケアセンター

シルリハ体操で健康づくり 地域住民講師に迎え取り組む ニチイケアセンター
シルリハ体操に取り組む高齢者

 苫小牧市光洋町の小規模多機能型居宅介護施設ニチイケアセンターは、高齢者の健康づくりにシルバーリハビリ体操(シルリハ)を取り入れている。体操の時間は月3、4回で、シルリハ指導士の資格を取得した地域住民が講師を務めている。施設を利用する高齢者の評判は上々で、笑い声を上げながら体操に打ち込んでいる。

 シルリハ体操は道具を使わず、いつでもどこでも誰でもできる体操として考案された。市は地域でできる介護予防策の一つとして2020年度に普及に着手。これまでに57人の指導士を養成した。

 同施設はレクリエーションの時間に軽い体操を職員の指導で行っていたが、より前向きな気持ちで取り組んでもらいたいと、改善を検討。以前から施設運営に協力していた久木康雄さん(71)=同町=が昨年度、シルリハ指導士の資格を取得したことから協力を依頼。快諾を得て、7月に久木さんによるシルリハ体操を始めた。

 4日も11人の高齢者が肩や首、腕の関節や筋肉を意識した体操に取り組んだ。両手のひらを合わせて行う肩甲骨の体操では、久木さんが「拝むのとは違いますよ」とユーモアのある言葉を掛け、高齢者は大笑い。施設スタッフは「自分たちが指導するより、地域の人が来てくれたことに刺激を受け、楽しく真剣に体操している」と話した。

 久木さんは隣接するグループホームでもシルリハ体操を指導しており、「皆さん一生懸命に取り組んでくれて何より。自分にとっても励みになっている」と語っていた。

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