商業を学ぶ生徒が自校で開発した商品や地域の特産品を販売する「第11回北海道高校商業教育フェア」(道高校長協会商業部会主催)で、苫小牧総合経済高校(古市俊章校長)の生徒8人が「最優秀ショップ賞」を受賞した。接客、コミュニケーション力が高く評価され、同校初の快挙。生徒らは「驚いた」「うれしい」などと喜びをかみしめている。
フェアは9月16、17の両日、札幌市厚別区の「新さっぽろサンピアザ1階光の広場」で開かれた。コロナ禍で3年ぶりの開催となった今年は全道から23校が参加。商品は約220品に上り、2日間で市民ら約9000人が来場した。
同校からは1年生3人、2年生3人、3年生2人が参加。マーケティング部がパッケージをデザインした「味付けジンギスカン」や2016、18年度の3年生の考案で商品化された「ハスカップシナモンロール」「ケラあんぱん」など苫小牧や近郊の企業が生産する7種類を出品した。
8月からフェアで販売する商品について話し合い、本番数日前には試食を重ねた。ポップのデザインは、2年生のマーケティング授業で作成したものを使用したという。
「値段の高い品を売るのが大変だった」と1年の片山七帆さん(15)。2年の太田茉那さん(17)は「お客さんにはフレンドリーに笑顔で接することが大事だと感じた。他校の商品の並べ方やポップは勉強になった」と振り返る。
同賞は初日の販売活動で最も優れた店舗設計や接客を披露した高校に対し、札幌副都心開発公社から贈られた。
フェアの会場での総合司会も担当した3年の村下莉子さん(18)は「驚きでしかない。接客が認められてうれしかった」と大喜び。牧野彩花さん(18)も「コンビニでのアルバイト経験を生かせた」と笑顔を見せた。
引率した半澤あゆみ教諭は「生徒たちは笑顔を絶やさずに丁寧に商品を説明していた。自信につながったのでは」と今後の活躍に期待を込めた。
















