地域と学校で合同訓練 光洋町町内会と苫小牧光洋中 津波に備え初の取り組み

地域と学校で合同訓練 光洋町町内会と苫小牧光洋中 津波に備え初の取り組み
住民は学校へ、生徒たちは校舎の外へ避難した合同訓練

 苫小牧市の光洋町町内会(大井正美会長)は13日、町内の指定避難所光洋中学校とともに、津波災害を想定した合同訓練を同校で行った。初めての取り組みで、住民と生徒が避難時のポイントや津波の危険性に理解を深めた。

 新型コロナウイルスの感染対策に考慮し、住民と生徒の避難先を分散させて実施した。

 町内会側は、防災行政無線を通じてスピーカーで避難訓練の実施をアナウンスし、住民や福祉施設の利用者ら約100人が同校に向かった。玄関では町内会役員らが来校者を検温し、名前や避難に要した時間の記入を求めた。

 学校側は全校生徒381人に地震発生の想定で校内放送し、直後に各教室での待機を指示。揺れが止まったとした時点で、敷地内の駐車場まで一斉に移動した。

 その後、住民は体育館で、市危機管理室職員から津波の被害想定に関する解説を聞いた。生徒は各教室でその様子のオンライン中継を視聴した。市職員は「津波は1回で収まらず、警報が解除されるまで安心できない」と指摘し、「備えていれば心の余裕が生まれ、正しい判断につながる」と助言した。

 同町内会の池田忠孝防災防犯部長(80)は「多くの方の参加に、防災への関心の高さを感じた。今後も学校との連携を考えていきたい」と力を込めた。

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