苫小牧市錦岡のトキト沼付近で、ヒグマのふんが9月末から相次いで見つかり、市や苫小牧署などが警戒している。
同署などによると、近くの工事現場の関係者がふんを見つけ、9月29日から10月18日までに4件の通報があった。大きさは20~30センチ程度。15日未明には、現場近くに設置したカメラの映像にヒグマらしき動物が映っていたという。署員や市職員、市防除隊のハンターが現地を調べ、同一の個体が夜間に行動しているとみて、作業する際はクマよけ対策を徹底するよう求めた。
現場から南西に約200メートル離れた市内樽前のオートリゾート苫小牧アルテンでも、敷地外ながら利用客に注意を呼び掛け、対策を強化。火薬の臭いを嫌うクマの性質を踏まえ、毎日夕方に爆竹を使ったり、スタッフが鈴を鳴らしながら定期パトロールをしたりしている。不安を感じる利用客にはセンターハウス2階の研修室も開放しており、宮田哲也社長は「敷地内にクマが出没したことはないが、万全を期したい」と話している。
















