潜在保育士確保へ 27、28日 苫小牧市が座学研修や合同職場説明会

潜在保育士確保へ
27、28日 苫小牧市が座学研修や合同職場説明会

 苫小牧市は27、28の両日、市文化交流センターで保育士資格を持ちながら働いていない人や、保育園勤務に関心がある人を対象とした研修会と合同職場説明会を行う。市は待機児童の解消へ、保育施設の整備を進めており、保育士の確保は喫緊の課題。事業を通じ、潜在保育士の掘り起こしを図る。

 潜在保育士の確保事業は▽研修会▽就職説明会▽保育士による相談―の三つのプログラムで構成。すべて参加無料で、希望するプログラムを自由に選択することができる。基本的に研修会は有資格者向け。説明会と相談会は、保育士資格を持っていなくても参加できる。無料託児(事前申し込み)も実施する。

 研修会は27日午前10時~午後4時、28日午前10時~午後2時に開催。保育士の資格取得を目指す人向けの講座を手掛けるニチイ学館の講師が子どもの発達や障害、小児保健などの基礎知識を伝える。現役の保育士が子どもたちに人気の手遊びや歌を紹介したり、市の職員が児童虐待の実態を説明したりする。

 合同就職説明会は、28日午後2時~午後5時。市内で認可保育園や認定こども園を運営する9法人がブースを構え、それぞれ働き方や待遇などを個別に説明する。保育士による相談会も同時開催。実際に働くに当たっての不安や悩みを少しでも解消してもらいたい考えだ。

 市内でも毎年、保育園に入れない待機児童が発生。市は受け皿の拡大へ2015年度、子ども・子育て支援計画を策定し、小規模保育施設の新設や幼稚園の認定こども園化に取り組んできたが、それを上回る保育ニーズがあり、9月1日現在、116人が待機状態だ。

 すでに慢性的な人出不足に陥っている園も少なくない中、計画に沿って施設整備が進めば、市内全体で今以上に保育士が必要となる。市は16年度に潜在保育士の確保事業に着手。これまでに参加した人の約3割が保育施設に就職した。

 今回も1人でも多くの人材を確保したい考えで、市は「少しでも関心があればぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。

 申し込み、問い合わせは市こども育成課 電話0144(32)6378。

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