「国連デー」 講演で多文化主義解説 札幌 発足の日を記念

「国連デー」 講演で多文化主義解説
札幌 発足の日を記念
多文化主義を説明する辻教授

 道と日本国際連合協会北海道本部共催の「国連デー記念講演会」が24日、札幌市内のホテルで開かれた。

 国連憲章が発効し国際連合が発足した10月24日を記念し、国連思想の普及・啓発を目的に毎年開催している。主催者の伊藤義郎日本国際連合協会北海道本部長があいさつし、「北海道本部は国連本部の推薦で3年前に国内第1号として発足した」とアピール。第31回作文コンクールの受賞者を表彰した。

 記念講演は、北大大学院法学研究科の辻康夫教授らが「多文化主義とはなにか―新しい時代の『共生』のために」などのテーマで行った。辻教授は「マイノリティーの文化やコミュニティーを尊重し支援しながら住みやすい社会をつくることが多文化主義」と語り、かつてフランスの植民地支配に係る言語政策を例示して「同化政策は主流派文化の強要などで常に差別に結び付く」と説いた。

 また、日本は2030年には人口減少で外国人労働者への依存が高まると指摘。「日本は他国以上に多文化主義を頑張らないと。そのために外国人に正当な権利を与え、パートナーとして付き合わなければならない」と呼び掛けた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る