厚真で鳥インフル 知事、国に支援要望 防疫措置進む

厚真町の養鶏場で防疫作業を進める道職員ら(提供)

 厚真町の養鶏場で高病原性とみられる鳥インフルエンザが確認されたことを受け、鈴木直道知事は28日の定例記者会見で、「24時間体制で迅速な防疫措置に取り組んでいる」と説明するとともに、国にも支援を要望したことを明らかにした。知事は29日午後、同養鶏場の防疫作業を視察し、厚真町役場で宮坂尚市朗町長と会談する。

 道によると、同養鶏場は約17万羽の肉用鶏を18戸の密閉鶏舎で平飼いしていた。道内の家禽(かきん)農場で鳥インフルエンザが確認されたのは6例目で、今シーズン(2022年秋~23年春)初めて。発生時期はこれまでで最も早く、殺処分の規模は今年4月の白老町の約52万羽、16年12月の十勝管内清水町の約28万羽に次いで3番目。

 道は28日、鶏の殺処分をはじめ防疫作業を計約360人体制で進めるとともに、厚真町内に7箇所の消毒ポイントを設け、通行車両の消毒に当たった。道内の家禽農場に対しては、消毒や防鳥ネットでウイルスの侵入防止を徹底するよう呼び掛けた。

 道民には、死んだ鳥などを発見した場合は触らずに最寄りの振興局環境生活課に連絡するよう注意喚起した。鈴木知事は「通常は人に感染しない。流通している鶏肉や鶏卵は安全」と呼び掛け、正しい情報発信に努める姿勢を示した。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る