日本海事広報協会(東京)は26日、苫小牧開成中学校の2年生38人を対象に海洋キャリア教育セミナーを開いた。海上保安庁や港湾運送業など海の業務を担う4団体が、中学生に仕事の魅力をアピールした。
同協会担当者が苫小牧港の概要を説明した後、生徒たちは海洋研究、海上保安官など四つの分野に分かれ、関心のある二つのセミナーを受講。JAMSTEC海洋研究開発機構や道運輸局旅客・船舶産業課の職員らが講師となり、やりがいを伝えた。
港湾・港運のセミナーでは、三ツ輪運輸(本社釧路市)の社員が港湾荷役や通関の業務内容のほか、苫小牧港の取扱貨物量が全道の約53%を占め、2020年は全国3位だったことを説明。「自動車以外に飼料関係の取り扱いが多いのが特徴。この機会に港に興味を持ってくれれば」と呼び掛けた。
尾崎汐莉さん(13)は「苫小牧港が全国3位なのは驚いた」と感想を述べ、佐藤瑠依さん(13)は「海上保安庁は大変な仕事だけど、格好いいなと思った」と話した。
セミナーは、海事産業を理解し将来の進路選択につなげてもらうのが狙い。今年度の実施は道内で同校のみという。
















