コロナ禍で不安や悩みを深める女性の支援を目的とした、苫小牧市の「女性のためのつながりサポート」事業が今年度も展開されている。居場所づくりとしてのサロン開設や相談対応、生理用品の配布を行っており、事業を運営するNPO法人ワーカーズコープは「気軽に利用してもらいたい」と話している。
国の緊急支援策を活用して市が2021年度に始め、今年度は同法人に委託した。
健康サロンは、市内4カ所のコミュニティセンターで5月から毎月開催。ヨガやスキンケア、生け花などの講師を招き、自分とゆっくり向き合う時間の提供に主眼を置いている。
10月は「美脚セルフケア」がテーマ。住吉、豊川両コミセンでは同月18日、美脚整体セラピストの山田智子さんが足のメンテナンス方法を紹介。山田さんは自らをいたわることの大切さを繰り返し語り、受講者は「いつもは家族優先だけど、足を触っている間は無心で自分のことだけ考えられた」と感想を述べた。
同法人によると、サロンの安心できる空間で過ごすうちに、心の中のわだかまりや生活の不安を打ち明ける女性もいて、回を重ねるたびに受講者同士のつながりが生まれてくるという。今後も介護やポイントメーク、アロマセラピーのセミナーを計画しており、受講者を増やし孤立防止に役立てたい考えだ。
事業ではこのほか、無料相談窓口「よろず相談所」や、公共施設、学校などでの生理用品提供を行っている。相談は「子どもの顔を見るのもつらい」「仕事が減り、収入も減った」「心のもやもやを聞いてほしい」など、あらゆる声に耳を傾けており、担当者は「一人で抱え込まずに話を聞かせて」と呼び掛ける。
問い合わせや相談は同法人 携帯電話090(3963)1636。電子メールtomakomai@roukyou.gr.jp。
















