千歳市の支笏湖漁業協同組合は1日、ヒメマス(チップ)のふ化増殖事業の一環で、親魚からの採卵作業を始めた。今年は20万粒以上の採卵が目標で、11月下旬まで親魚の捕獲を続ける予定だ。
同組合は10月14日から、接岸したヒメマスの親魚を定置網で捕獲。同月末までに雄、雌合わせて約1000匹を確保したという。
採卵作業は支笏湖畔のふ化場で行われ、組合員らが専用の器具で腹を割き、オレンジ色の魚卵を手際よくかき出した。
集めた卵は洗面器に移し、精子を掛けて授精。同日は約150匹の雌から卵を取り出す。
受精卵は今後、ふ化槽内で管理し、例年だと1月中旬にふ化。体長6~7センチ、重さ1~2グラムまで育てて、6月に約18万5000匹の放流を計画する。
同組合は「今年も放流分の卵を確保できそう。しっかり元気に育ってほしい」と願った。
















