十勝地方に出張中の鈴木直道知事は8日夕、高病原性鳥インフルエンザの防疫措置を展開する伊達市総合体育館の現地指揮室をつないでウェブ会議を行い、伊達市の菊谷秀吉市長と懇談した。
会議は十勝総合振興局と伊達市の現地指揮室、道庁対策本部指揮室、同農政部農政課、胆振総合振興局農政課をオンラインで結び開催した。
冒頭、現地指揮室の谷内浩史胆振総合振興局長が、伊達市内の肉用鶏飼養農場での防疫作業などを説明した。
それによると、作業から1日経過した8日午後5時時点の進捗(しんちょく)状況は、飼養鶏数約15万羽のうち40・4%に当たる6万687羽を殺処分。埋却作業も並行実施している。防疫措置には1シフト90人の道職員に伊達市をはじめ胆振管内の室蘭、苫小牧など11市町の職員、JA伊達の応援を加え、1日約300人体制で作業に当たっており、当初計画より進んでいることを報告した。
また職員の健康管理には伊達、室蘭、苫小牧保健所の保健師、薬剤師、事務職員が24時間体制で当たっている。これまでのところ事故や職員の健康に異状はないという。
報告を受けた鈴木知事は、新型コロナウイルスの感染が拡大する最中での作業となることから「体調管理や感染防止対策を講じながら、早期収束に向け迅速な防疫措置を全庁を挙げて進めてほしい」と指示。併せて伊達市の配慮に感謝を述べ、連携して国に必要な支援を求める考えを示した。菊谷市長も道の対応に謝意を示した。
















