札幌管区気象台地域火山監視・警報センターは9日、10月の道内火山活動状況を公表した。常時監視対象の樽前山(苫小牧市、千歳市)と倶多楽(白老町、登別市)の噴火警戒レベルはいずれも「1(活火山であることに留意)」と変わらず、噴火の兆候は認められなかった。
樽前山は北海道開発局の協力で上空から行った観測で、山頂溶岩ドーム周辺の噴気、地表面温度分布の各状況に変化はない。監視カメラも噴気の高さを火口縁上おおむね100メートル以下で確認。火山性地震の回数は少なく、火山性微動は観測されなかった。ただ、ドーム周辺は高温状態にあり、突発的な火山ガスなどの噴出に注意が必要だ。
倶多楽の火山活動も静穏なまま。火山性地震は少なく、火山性微動も観測されていない。
















