治安維持法違反で投獄されながらも、反戦と国民主権を訴え続けた社会活動家伊藤千代子(1905―29年)を描いた映画「わが青春つきるとも―伊藤千代子の生涯」(桂壮三郎監督、井上百合子主演)が19日午後2時から、苫小牧市文化交流センターで上映される。上映実行委員会(入谷寿一委員長)の主催で、市内では5月に続くアンコール上映。
千代子は長野県出身。言論弾圧が厳しさを増す中、社会の矛盾に異を唱えて共産党に入党。28年に逮捕され、拷問を受けたが転向を拒み、仲間を励まし続けた。
映画は、権力に抗い、命を懸けて平等で平和な社会の実現を訴え、24歳の若さで病死した千代子の生きざまを追った。苫小牧市立中央図書館が保管する千代子直筆の手紙4通も劇中に登場する。全国で活発な上映活動が展開され、苫小牧でも5月に4回上映された。
見逃した人のために―と今回の上映会が企画され、入谷実行委員長は「苫小牧にもゆかりのある作品。ぜひ多くの市民に見てもらいたい」と話している。
入場料は一般1200円(前売り1000円)、大学生・高校生500円。中学生以下は無料。チケット購入など問い合わせは実行委の竹田孝夫さん 携帯電話080(5728)5175。
















