白老町交通安全町民運動推進員会は16日、町内の高齢者を対象とした交通安全講習会を町総合保健福祉センターで開いた。町民25人を前に苫小牧署の署員が講話し、冬季の事故防止策や安全運転のポイントなどを紹介した。
講習会は2019年以来3年ぶりの開催。苫小牧署交通第1課の東口佳奈男企画係長が「高齢者の交通事故事例と防止対策」の演題で講話した。
町内で多発した海中転落事故や町内外で発生した右直事故(交差点の右折車と直進車による衝突事故)について事故発生時の動画などを見せながら、入念な安全確認の重要性を訴えた。
冬の交通事故防止として、凍結路面や天候状況に応じた運転も呼び掛けた。また、日没前後の午後4~6時は見通しが悪くなることから「(歩行時は)車が来ている時に絶対に横断しないで」とも話していた。

















