苫小牧市は2023年度、小規模保育施設の新設や既存幼稚園の認定こども園への移行に伴う定員の見直しで、0~2歳の受け入れ枠を85人分増やす方針を示した。一方、今年度末で苫小牧聖母幼稚園(新富町)が閉園するなどし、保育を必要としない3歳以上の子どもの受け入れ枠は180人分減る見込みだ。
17日に市職員会館で開かれた、子ども・子育て審議会(小原敏生会長)で報告した。
市こども育成課によると、23年度は苫小牧いずみ幼稚園(三光町)が認定こども園に移行し、0~2歳児36人分の受け入れ枠を新設。ひかりの国幼稚園(糸井)も認定こども園化で、同30人を新たに受け入れる。
この他、日新町に0~2歳児19人を受け入れる小規模保育施設ベビーピノキオが新設される。この結果、2歳児以下の保育の受け入れ枠は、計85人分拡大する見込み。
幼稚園の認定こども園化や苫小牧聖母幼稚園の今年度末閉園で、保育を必要としない3歳児以上の受け入れ枠が減ることも報告。すえひろ保育園(末広町)でも恒常的に定員割れが続いている3~5歳児の受け入れ枠は10人分減るが、同課は「市内全体で見ると、3歳児以上の受け入れ枠は十分確保できている」とした。
市内では第2期子ども・子育て支援事業計画(2020~24年度)に基づき、保育施設を整備してきたが、待機児童が解消されず、9月1日時点で0歳児100人が待機状態。同課は「少子化進展と保育ニーズのバランスを見極めながら、整備を進めたい」と述べた。
















