国税庁主催の「第61回税に関する高校生の作文」で、苫小牧工業高校情報技術科3年の境田慎之介さん(17)が札幌国税局長賞を受賞した。「私たちにできること」と題し、納税の重要性を強調。境田さんは「一人一人が力を合わせて税を払えばそれが大きな力となり、持続可能な社会実現につながる」と述べた。
同校は現代社会の授業の一環で、同作文に取り組んでいる。
境田さんは授業で学んだり、インターネットで調べたりした内容を基に3時間かけて自分の意見をつづった。以前は、「なぜ国民が一生懸命税金を納めているのに国は増税するのか」と不満を抱いていたというが、少子高齢化で社会保障費が増える中、安心安全な社会づくりに税が生かされていることを知ったと説明。「一人一人が税金に対する理解を深めることが大切」とまとめた。
苫小牧税務署の伊藤雅博署長は「税を社会に納める意義を理解してくれたことが伝わってきた」と評価。18日に、同校で表彰式を行い、境田さんに賞状と記念品を手渡した。
同作文は、高校生に税への関心を深めてもらうことを目的に毎年募集。今年度は苫小牧税務署管内から2校371編、道内全体から49校3076編が寄せられた。
同管内での同賞は2019年に北海道栄高校の生徒が受賞して以来、3年ぶり。
















