苫小牧税務署(伊藤雅博署長)はこのほど、「税に関する高校生の作文」で苫小牧税務署長賞に輝いた北海道栄高校3年の川西未紗さん(18)と細川杏奈さん(18)に表彰状を贈った。同校で表彰式を行い、伊藤署長が記念品と共に手渡した。
川西さんは「税金について」の題で、成人になって税金の知識を身に付ける大切さを訴えた。「まさか自分が…とびっくりした」と話しながらも受賞を喜んだ。細川さんは「より公正な社会を求めて」の題で、税金の使われ方を意識する重要性をつづった。「ちゃんと調べて書いたことが報われ、率直にうれしい」と笑顔を見せた。
税を考える週間(11~17日)にちなみ、高校生に生活と税の関わりを知ってもらう目的で毎年実施しているコンクール。同署が管轄する東胆振の高校から371作品の応募があり、9月下旬に札幌国税局や同署の職員が審査した。

















