苫小牧縄文会(矢野嘉一会長)は19日、ホテルウイングインターナショナル苫小牧で「縄文時代の年代を考える」をテーマに講演会を開いた。市民ら約50人が土器の年代測定方法などについて学んだ。
昨年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されたことにちなんで企画。文化財科学や考古学を専門とする北大大学院文学研究院の國木田大准教授(42)を講師に迎えた。
講演では、縄文文化の年代を知る放射性炭素年代測定法を紹介。「木炭や木片、土器付着物などの測定が可能で、米粒の半分くらい(の大きさ)でも測れる」と述べた。
土器について世界的に見て古いのは中国で、次が日本と強調。道内最古の土器は帯広市の大正3遺跡やオホーツク管内遠軽町のタチカルシュナイ遺跡M―1地点で発見されたもので、約1万4000年前と説明した。
矢野会長は「縄文世界はいろいろな捉え方ができるが、年代測定ではっきり数字が分かるのは面白い」と話した。
















