
W杯1次リーグE組初戦となるドイツ戦を翌日に控え、日本の森保一監督(左)が記者会見に臨み、「相手がどこであろうと、今のベストをぶつけられるように挑む」と強豪との一戦に抱負を述べた。右は吉田麻也主将=22日、ドーハ近郊(時事)
【ドーハ時事】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、1次リーグE組の日本は23日午後4時(日本時間同10時)からドーハで初戦のドイツ戦に臨む。国際連盟(FIFA)ランキング24位の日本は、11位のドイツに1分け1敗で、16年ぶりの対戦。
22日に行われた前日会見で、W杯初采配となる森保一監督は「歴史を変える目標を持って臨む」と抱負を語った。ドイツのフリック監督は「日本は戦術的に訓練されている。私たちにとってチャレンジになる」と述べた。
日本は7大会連続7度目の出場で、優勝経験のある欧州勢に挑むのは初めて。1次リーグで敗退した過去3度は、いずれも初戦を落としており、大会の先行きを左右する重要な一戦だ。
森保監督は現役時代の1993年、日本が初のW杯出場権を目前で逃した「ドーハの悲劇」を経験。今回はその因縁の地で、2大会連続の決勝トーナメント進出と初の8強入りを目指す。ドイツは西ドイツ時代を含め4度の優勝を誇る強豪。連覇を狙った前回大会は初戦でメキシコに敗れ、1次リーグで敗退した。
E組のもう1試合は、スペイン―コスタリカ。
















