苫小牧市東開町2に12月に開館する市東開文化交流サロンで26日、オープニングセレモニーが行われた。図書コーナーやカフェなどを置き、年齢や障害の有無にかかわらず多様な人の交流創出を目的とした市内初の共生型地域福祉拠点。式典には市や道、地元町内会の関係者など約60人が出席した。
同サロンは、新千歳空港の24時間運用拡大に伴う地域振興対策の一環として整備。木造平屋建て、延べ床面積約1174平方メートル。多目的ホールやパブリックスペース、2万8000冊の蔵書を置く図書スペース、絵本ホール、カフェがある。整備費は約5億3200万円。
式典で岩倉博文市長は、図書館と福祉拠点の機能を兼ね備える点に触れ、「これまでにないタイプのサロン。地域の皆さんに愛される施設になれば」とあいさつ。来賓の浦本元人道副知事は「生活を支える拠点施設として、大いに活用されることを願っている」と述べた。
指定管理者として施設運営を担う市内の共同事業体「Social Library Platform(ソーシャル・ライブラリー・プラットフォーム)東開町」の担当者が、施設の概要を説明。貸館や本の貸し出しにとどまらず、誰もが孤立せず、安心して暮らすことのできる地域づくりの拠点として機能させることを強調した。
セレモニーの最後は関係者でテープカットを行い、新施設の開設を祝った。地元の東開町内会の三海幸彦会長は「施設の機能が十分に発揮できるよう、町内会としても協力していきたい」と力を込めた。
















