4078事業場で違反 道労働局が監督指導

4078事業場で違反 道労働局が監督指導

 北海道労働局は、2021年に道内の17労働基準監督署と支署が実施した監督指導の結果を公表した。監督指導は6333事業場で、このうち64・4%に当たる4078事業場で労働基準関係法令に係る違反が認められた。

 違反事項の上位は、安全基準に関するものが1350件(21・3%)、労働時間に関するものが1123件(17・7%)、割増賃金に関するものが856件(13・5%)など。例年とほぼ同じ傾向という。

 違反事業場の割合が大きいのは、監督指導を実施した297事業場のうち83・2%に当たる247事業場で違反があった運輸交通業。次いで畜産・水産業が73・9%(85事業場)、保健衛生業が71・2%(151事業場)だった。

 違反が際立った運輸交通業は、冬の大雪など天候の影響を受ける北海道特有の環境に加え、ドライバー不足が顕著で長時間労働などが発生しやすい背景がある。内訳は労働時間112件(37・7%)、割増賃金66件(22・2%)、安全基準63件(21・1%)など。他業種と比較し、労働時間と割増賃金に関する違反が多い。

 監督指導の事業場数は2019年が5864件、20年6452件、21年は6333件。違反数は19年が3690件、20年4003件、21年4078件だった。

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