北海道高校PTA連合会の胆振支部(山端敬史支部長)は26日、苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で生徒の健全育成に関する講演会を開いた。胆振管内の高校15校から保護者や教職員ら37人が出席し、成人年齢の18歳への引き下げによる変更点や、トラブルを未然に防ぐ方法について学んだ。
「狙われる18歳?! SNSきっかけ、美容関連、もうけ話…事例を通して考える」をテーマに、北海道合同法律事務所の桝井妙子弁護士を講師に迎えた。
桝井弁護士は民法改正により親の同意なしにクレジットカードの作成や契約ローン契約が可能で、未成年者取消権が使えないと説明。悪質業者に狙われる機会の増加を危惧し、投資トラブルに巻き込まれ自殺した女性や特殊詐欺の受け子となり逮捕された男性の事例を紹介した。
リスキーな心理傾向を測る消費者庁のチェックシートにも触れ、「子どもがどんな誘惑に弱いのか知っておくことが大事。悪質商法にだまされないためには、その場ですぐに契約しないのが大前提」と呼び掛けた。
苫小牧南高校のPTA役員で子ども7人を持つ魚住裕里さん(47)は「思春期の子どもは親に話してくれないことがたくさんある。チェックシートを生かし子どもとコミュニケーションを取ろうと思う」と話した。
















