白老観光協会(福田茂穂会長)は29日、白老町に2023年度観光振興に関する要望書を提出した。宿泊料割引で観光需要を喚起する「ウェルカムしらおいキャンペーン事業」の継続などを求めた。
要望書には、道の駅開設を目指した24時間トイレ・多目的ホールの建設、インバウンド(訪日外国人旅行者)戦略として白老独自の英語版PR動画の制作、民族共生象徴空間(ウポポイ)やおもてなしガイドセンターと連携した観光客の受け入れ体制構築―などを盛り込んだ。
戸田安彦町長に要望書を手渡した福田会長は「協会は観光地域づくりのかじ取り役を担い、行政や会員と力を合わせて誘客事業を展開したい」とし、23年度町予算への反映を求めた。

















