苫小牧清水小学校の赤﨑和代教諭(49)が、第53回北海道教職員美術展「書道の部」で2年連続の特選に輝いた。赤﨑教諭は「指導してくださった先生には感謝しかない」と笑顔を見せた。
同展は公立学校共済組合北海道支部などが主催。書道の部には全道の26人から27点の応募があり、2点が最優秀賞に当たる特選に選ばれた。
赤﨑教諭は昨年と同様、中国・北魏の書家、鄭道昭の作品「鄭羲下碑(ていぎかひ)」の一部分を全紙(136・3センチ×70センチ)にしたためた。
小学1年生で書道を始めた赤﨑教諭は、18年ほど前から苫小牧書道連盟の田中翠甫顧問に師事。10年以上、毎朝4時ごろに起床し、全紙で練習を重ねる。「田中先生が毎日書いているのを知って(自分も)始めた」と振り返る。
出品に当たっては苦労もあった。「筆を新しくして3月に練習を始めたが画数の多い字が続く中、スランプ気味になった」と赤﨑教諭。それでも『昨年の方が良かった』と言われるのが嫌で、体が覚えるまで何度も練習したという。
「1行目に表現の広がりがあると良い」という昨年の講評を踏まえ、書き出しから徹底的にこだわって10月初旬の締め切り間近まで田中顧問の指導を仰いだ。
田中顧問は「こつこつと頑張るのが彼女の良いところ。これほど努力している人はあまりいないと思う」と教え子をねぎらった。
次は北海道書道展への出品を予定する赤﨑教諭は、「時に悩むが追究に終わりがなく楽しい」と書道の魅力を強調。「少しでも表現力を磨き、成長できるよう努める」と力を込めた。
















