苫小牧市勇払の勇払マリーナに海洋浮遊ごみ自動回収装置「Seabin(シービン)」の設置を計画する北星学園大学(札幌市)の学生たちが29日、岩倉博文市長を表敬訪問した。12月中に装置を購入し、1月から稼働させるスケジュールを説明した。
経済学部環境経済学ゼミナール(藤井康平専任講師)の3年生16人による海洋ごみの削減、有効活用研究プロジェクト。苫小牧市はごみのリサイクル率が道内主要10市中、8年連続でトップを維持するなど環境意識が高いとみて、市内への設置を決めた。
シービンは、豪州で開発された直径50センチほどの筒状の装置。電動ポンプで吸い込み口を上下に稼働させ、水と共に集まる浮遊ごみを吸い取る。現在、道外で18機が稼働中という。
この日、市役所を訪れたゼミ生は海洋問題に関心を持ったきっかけや装置の概要、プロジェクトに着手した4月以降の活動などを報告。山本浄化興業(勇払)や北海道サニックス環境(同)などの協賛で、クラウドファンディングと合わせ「プロジェクトに必要な金額の約半分(60万円)を調達できた」と述べた。
道内初の取り組みにゼミ長の澁谷太一さん(20)は「世界規模で見たら小さな事でも、やるのとやらないのでは差がある。少しでも(環境問題解決に向けた)力になれれば」と抱負を述べた。岩倉市長は「どんな実証結果が出るのか注目したい」と話した。
協賛企業は引き続き、募集中。問い合わせは同ゼミ メールアドレスはhokusei.fujiizemi@gmail.com。
















