性の多様性で学習会 苫小牧市議会議員を対象に

性の多様性で学習会 苫小牧市議会議員を対象に
市議会議員が性の多様性について学んだ学習会

 苫小牧市議会議員を対象に、性の多様性に関する学習会がこのほど、市役所内の本会議場で開かれた。女性議員4人が企画し、性的少数者の当事者支援を目的に活動する、SOGI―Mamii’s(ソジマミーズ)ハピネス」の高橋愛紀さん=札幌市=が、すべての人の人権が尊重される社会の実現に向けて語った。

 市が来年1月、同性カップルなどの関係を自治体が証明する「パートナーシップ制度」を導入することから、性的少数者(LGBTQ)について学ぶ機会を持とうと企画。議員20人が出席した。

 高橋さんは、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの長男、発達障害の次男、元気な三男の母親で、学習会では自身の経験を交えながら性の多様性について説いた。

 女性として生まれた長男は、小学校入学前から男性として生きることを望んでいたが、高橋さんは「当時は何も気付いてあげられなかった」と回顧。高校2年生の時に「自分は男だと思う」と打ち明けられたが、すべてを理解できず、ぎくしゃくした関係が数年間、続いたことを語った。

 その後、成人を迎えた長男に将来の目標を聞いたことで、「男とか女とか関係なく、子どもは子ども。ありのままを受け入れられるようになった」と説明。「少数者か多数者ではなく、みんなが支え合い、自分らしく生きられる社会になれば」と力を込めた。

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