JR北経営改善委員会開く 業績指標おおむね評価

JR北経営改善委員会開く 業績指標おおむね評価

 国の監督命令に基づく、JR北海道の第三者委員会である経営改善委員会(委員長・片野坂真哉ANAホールディングス会長)の会議が2日、札幌市内のJR北海道本社で開かれた。オンラインを含め委員6人が出席。JR北海道グループの今年上期の業績指標(KPI)と決算、北海道新幹線の工事と札幌駅の周辺開発事業、経営改善の取り組み、若年退職者の状況と対応などで意見が交わされた。

 会議終了後、片野坂委員長と綿貫泰之社長が会見した。片野坂委員長は「18項目のKPIのうち残念ながら鉄道収入や小売業で未達成があったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で自助努力では困難な点もある。委員からは社員を含めたJR北海道の努力を評価する意見が相次いだ」と語った。

 また、SDGs(持続可能な開発目標)を推進するJR北海道のESG(環境・社会・企業統治)の取り組みに注目。「広大な北海道で2050年のゼロカーボンに向け、どのように実現するのかロードマップを作っては―との助言も委員からあった」と話した。

 動力費や電気料金の値上がりに関する対応で会社側から車両の転換や技術面を含む取り組み、ダイヤの見直しなど説明があったほか、北海道新幹線、札幌駅周辺の開発に係る工事費、資材価格などの高騰を懸念する声も多く寄せられた。

 綿貫社長は「KPIはおおむね評価いただけた。SDGsはスケジュール感をもって進めたい」と語った。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る