北海道遺産「仙台藩白老元陣屋」 PR懸垂幕 お目見え  白老

北海道遺産「仙台藩白老元陣屋」 PR懸垂幕 お目見え  白老
町中央公民館に掲げられた懸垂幕と武永館長

 白老町陣屋町の仙台藩白老元陣屋が、NPO法人北海道遺産協議会から10月に北海道遺産に選ばれたことをPRする懸垂幕、横断幕が2日、町役場など町内3カ所に掲揚された。

 懸垂幕は縦6メートル、横1メートルで、町役場と町中央公民館の壁面に登場。横断幕は縦0・6メートル、横3メートルで、仙台藩白老元陣屋資料館に掲げられた。

 共にターポリンと呼ばれる丈夫な生地で作られ、設置作業は同公民館を皮切りに進められた。遠くからでも見える大きな文字で「祝 北海道遺産選定 仙台藩白老元陣屋~幕末と明治維新を生きた北の防人~」と書かれている。

 作業に立ち会った同資料館の武永真館長は「町民の皆さんと一緒に北海道遺産に選ばれた喜びを分かち合いたい」と目を細めた。

 4日午後1時からは、同公民館で記念講演会(町教育委員会、同資料館主催)が開かれ、同協議会理事を務める北海商科大学産業学科の池ノ上真一教授が「北海道遺産の価値 仙台藩白老元陣屋に期待すること」の演題で講演する。

 武永館長は講演への参加を呼び掛けるとともに「今後も企画展やイベントで気軽に資料館へ足を運んでほしい」と話している。

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